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視写力とは
視写とは、目で見た文章をそのまま写し取る学習法です。教科書などを使用して正しい文章をそっくりそのまま書き写すことで集中力がつき、文章の構成や表現方法などを学ぶことができます。
今の子供たちは、ゲーム機の性能向上やスマホの普及により昔に比べて遊びや生活の中でも書く機会が少なくなっているように感じます。そのためか、書くことに苦手意識のある生徒や筆速が極端に遅い生徒も多く、正確に書けないために正確に読めなかったり、筆速が遅いために先生の説明が聞けないなどの不都合を生じることもあります。視写により筆速を上げることは、書くことに楽しさ感じるようになり、勉強に対する苦手意識を取り除く第一歩になると思われます。
文部科学省や長崎県教育センターでも視写の効果は認められていますので、その効果をご紹介いたします。
効果1‐全般
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集中力をつける。
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字が上手になる。
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文章表現の技法を覚える。
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表記のルールを覚える。
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暗誦や記憶に役立つ。
効果2‐例えば、休暇中の「一日十分間視写」
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毎日続ける「根気」
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勉強時間の中に割り振る「計画性」
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準備や片付けをする「整理整頓」
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手本や文章を正確に読み取る「注意力」
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丁寧に書き続ける「集中力・持続力」
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書き終えてから点検する「自己省察(せいさつ)力」
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